社長ブログ

千葉市の2019年度ドローン活用推進事業の採択に賭けた思い

昨日プレスリリースを配信したとおり、千葉市の2019年度ドローン活用推進事業において「市内小学校教職員を対象としたプログラミング講習会」業務を受注いたしました(採択いただきました)。
https://www.daiyaservice.com/pressrelease_20200108/

日頃から海外企業とやり取りをしている中で、日本のSTEM教育分野の遅れが気になって仕方ありませんでした。これで本当にSociety 5.0を生きる日本の子供たちが世界と対等にやりあっていけるのだろうか、と危機感を感じておりました(今も危機感しかありません)。一方で当社はドローンサービスプロバインディング企業ですので、教育という観点から偉そうに物申すわけにもいきません。ただし、ドローンという切り口からであれば提案できることがある。ドローンプログラミング事業をスタートさせたのは、この危機感がきっかけです。

千葉市ドローン活用推進事業の公募においては、「市が発注可能な業務であり、行政の効率化(省力化・経費削減・安全性向上など)が見込める業務内容を提案」という前提条件があります。ドローンのプログラミングに関しては、行政の効率化には直接は繋がりません。つまりこの時点で、公募に応募をしても勝算は低いことは承知していました。

それでも、このチャンスを逃したら大好きな千葉市のSTEM教育が先端を進むことは不可能だと妄想癖な私は勝手に思い込み、不可能を可能にしてやるぐらいの気持ちで応募しました。普通にやっても勝ち目はないと判断し、プレゼンの日はパワポも資料も一切使わず(応募時の資料があるはずなので)、カンペも無しの状態で10分間、ただひたすら自分の思いを「事業予算の100万円を将来の日本を担う子供たちのために使わせて欲しい」と熱く語りました。わざとプレゼン時間も短めにして、質疑応答の時間を多く割く戦略に打って出ました。

思いが伝わり、安堵半分プレッシャー半分です。今回採択を受けた業務は、実際には教育委員会も含めての対応になります。市内小学校教職員の皆様述べ120人に対して3回に分けての講習です。年度末の忙しいところ、教育センターの皆様、そして小学校の教職員の皆様には大変なご負担をおかけすることになります。少しでもよい内容をお伝えし、来年度以降に学校現場で導入されることを目指して頑張っていきたいと思います。

そして、日本の未来であもる子供たちのため、STEMドローン事業について当社は今後も全身全霊で取り組んでまいります。

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