社長ブログ

ドローンエマージェンシー・ケア(DEC)講習への注目が高まってきています

少しずつですが、当社が企画開発、当社運営ドローン管理団体「ドローンオペレーションサービスアライアンス(DOSA)」で実施しているドローンエマージェンシー・ケア(DEC)講習への注目が高まってきています。昨日も3名の方に受講をいただいております。

数年前に一度立ち上げた講習でしたが、その際には業界全体がイケイケの状態だったこともあり、全く認知されませんでした。今回、時間はかかってしまいましたが内容をリニューアルして再スタートし、思った以上に好調な滑り出しとなっています。こういうことがあるので、意思を貫いて何事も継続しておくべきですし、継続しておいてよかったとなるんですよね。継続って本当に大切です。

話は逸れましたが、MavicやPhantomレベルまでの機体しか扱う予定がないのであれば、ここまでの講習はもしかしたらいらないのかもしれません(個人的にはそれであっても、応急手当に対する知識と技術は身につけておいて欲しいと願っていますが・・・)。一方で今後、機体は大型化と小型化がそれぞれ進んでいくはずであり、その中で大型機を扱う場合には必ず、応急手当の知識やスキルは必要になることだと確信しています。自律飛行が当たり前の世の中になったとき、パイロットの操縦技量でどうにかカバーという話は通用しなくなります。つまり、事故が起こってしまった場合の対応こそが大切になるはずです。そして、大きな企業になればなるほど、事故に対する未然防止策は企業コンプライアンス上においても必要不可欠になります。

ところでDEC講習およびキットは、かなり金額を抑えています。当社としては、この講習や物販で大儲けをしようとは全く考えておりません。広く業界内にこういった思想が広まって欲しいとの思いがあり、団体関係なく受講して欲しいとの願いから最低限の価格にしました。

ドローン業界が確実に盛り上がっていき、ドローンが当たり前の世の中にしていくためにも、当社は引き続き、DEC講習・キットの販売やFly Safeの啓蒙活動を継続していきます。

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