社長ブログ

市内小学校教職員を対象としたプログラミング講習会開催業務終了!

いよいよ来年度から、小学校におけるプログラミング授業が必修化となります。各都道府県の学校ではプログラミング思考を学ぶための様々な取り組みが検討されていることかと思いますが、ドローン国家戦略特区でもあり当社本社事務所のある千葉市では、市内小学校教職員により、ドローンを小学校のプログラミング授業に導入できないかどうかの検証が25日から12日にかけて合計3回開催されました。合計8機のプログラミング専用トイドローン「Tello EDU」やWindowsノートパソコン等を導入いただいております。行政・教育委員会・学校教職員そして民間企業が揃ってのこういった取り組みはおそらく、全国的にも非常に珍しいものと思います。

(2020年1月7日千葉市長定例記者会見動画より)

当社は普段、ドローンによるインフラ点検、ドローンフィールドの運営、ドローンのカスタムなどを手掛けており、昨年夏に千葉市が募集を行った「ドローン活用推進事業」の自由型でドローンを活用したプログラミング講習会開催を提案、採択をいただいた企業です。今回の応募・採択にあたり、当社代表の戸出は、海外と比較した際のアジア全般におけるSTEM教育の遅れを危惧しておりました。「ドローンという先端事業に携わっている立場から、将来を担う子供たちの役に立てることがあるのではないか?」との思いから2018年よりドローンを活用したプログラミング事業に着手、これまでの実績と熱意が評価されての採択となりました。

本講習では主に、当社が普段子供たちに教える際の独自手法、安全管理方法などを紹介、その後は実際にScratchと呼ばれるビジュアルプログラミングソフトを用いてTello EDUという教育用のトイドローンを飛行させる方法を例題をもとに体験、実際に教職員の皆様が学校現場でドローンを使用したプログラミング授業を行えそうかどうかの検証を行っていただきました。安全対策として用意した緊急停止コマンド(緊急時に即座に機体を落下させるコマンド)の動作確認なども実際に体験いただき、実際の授業にどのように組み込むのが良いのかのイメージ作りのきっかけにもなったものと思います。

参加をされた教職員の皆様からは、「大人でも楽しめる」「三次元のロボットを目の前で動かせるのは斬新」「新しい産業に子供のうちから触れることができるのは良い機会の創出だ」「いつから授業に取り入れられることになるのか?」といった好意的な意見を多数頂きました。今回の検証結果を精査の上、千葉市・教育委員会および当社では今後の活動マイルストーン構築に全力を尽くしてまいります。

なお、既にパッケージ化された学校へのドローンプログラミング授業導入にご興味のある学校関係者様がおりましたら、お気軽に当社までお声がけくださいませ。

末尾にはなりましたが、本件の進行にあたり全面的にご協力をくださいました千葉市国家戦略特区の皆様、教育委員会の皆様、ご出席下さいました市内小中学校の教職員の皆様、そして準備や講習会当日の指導で寸暇を惜しんで対応してくれた当社スタッフに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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